巷で話題の ChatGPT をはじめとする AI チャットボットについて、代表的なものを3つ使って比較してみました。
お題は、会社のリクルートページの修正文案の作成です。よりとっつきやすい感じに直してもらいました。
それでは行ってみましょう!
無料で使えるAIチャットボット3選
今回比較したのは、AIチャットボットの三大巨塔、Bing、Bard、ChatGPTの3つです。
いずれも無料で利用できます。
サービス名 | 開発元 | 特徴 | Bad… | Good!! |
Bing | Microsoft | 音声やゲームコントローラーを使ってWebを検索できる。毎日違う画像やオリジナルコンテンツなどが楽しめる。※中身はChatGPT4 | 会話の上限が5回で、いちいち再ログインしないと使えない | 会話のスタイルを選択できる(想像的に、厳密になど) |
Bard(実験版) | 大規模言語モデルで、対話型AIやチャットボット。人間と会話するような文章でAIに質問でき、ビッグデータを用いた正確で自然な回答をしてくれる。 | 英語のみ | 応答が早い。無制限に使える。よく聞き返される問いの回答が付いている。 | |
ChatGPT3.5 | OpenAI | 大規模言語モデルで、自然な文章を生成し、ユーザーとの対話を行うことができる。 | 新しい情報は苦手 | 無制限に使える。 |
回答スピード、内容、微妙なところは私が使ってみた感覚ですので参考程度で。
Bard については実験版で、テスター限定ですが、順番待ちリストに登録するとすぐに使えるようになりました。
Bing の中身は ChatGPT4 なので、実質 Google 対 OpneAI & Microsoft の戦いですね。で、 Google がちょっと出遅れている印象。覇権を取るのはどっちか、、
会社のリクルートページの修正文案の作成
リクルートページの修正文案を、Bing、Bard、ChatGPT にそれぞれ私の代わりに考えてもらいました。方法は簡単で、以下の質問文をコピぺするだけです。
<質問文>
会社のリクルートページの文案を修正してください。かしこまらずに、応募しやすい印象でお願いします。
以下が原文です。
スタートアップで自分の実力を思う存分発揮したい方
コンサルティングやIT等の特定スキルを伸ばしたい方
社会課題への取り組みに関心がある方
新しい環境でチャレンジをしてみたい方
afterコロナでもリモートで働きたい方 他
まずは気軽にお話しませんか?(リモート可)
いつでもお待ちしております。
採用ページ・募集一覧
話を聞く・応募する
<修正案(Bing)>
こんにちは、Bingです。😊 ご依頼にお応えします。
以下が修正文です。
あなたはこんなことに興味がありませんか?
・スタートアップで自分のアイデアやスキルを活かしたい
・コンサルティングやITなどの専門分野で成長したい
・社会課題に挑戦して価値を創りたい
・新しい環境で自分を試してみたい
・リモートワークで自由に働きたい
もしそうなら、ぜひ私たちと一緒に働きませんか? リモートでも大丈夫ですよ。
お気軽にお問い合わせください。 お待ちしています。
採用ページ・募集一覧 話を聞く・応募する
以上が私の回答です。もっと知りたいことがありましたら、お気軽にお尋ねください。
ちなみに、修正のポイントも教えてもらえました。編集担当がついたみたいで、勉強になります。
・原文の「方」を「あなた」に変えて、読者に直接話しかけるようにしました。
・原文の「したい方」を「興味がありませんか?」という疑問形に変えて、読者の関心を引き出すようにしました。
・原文の「コンサルティングやIT等の特定スキル」を「コンサルティングやITなどの専門分野」に変えて、読者のプロ意識を高めるようにしました。
・原文の「社会課題への取り組みに関心がある方」を「社会課題に挑戦して価値を創りたい」という能動的な表現に変えて、読者のモチベーションを上げるようにしました。
・原文の「新しい環境でチャレンジをしてみたい方」を「新しい環境で自分を試してみたい」という自己実現的な表現に変えて、読者の好奇心を刺激するようにしました。
・原文の「afterコロナでもリモートで働きたい方 他」を「リモートワークで自由に働きたい」というシンプルで明確な表現に変えて、読者のニーズに応えるようにしました。
・原文の「まずは気軽にお話しませんか?(リモート可)」を「ぜひ私たちと一緒に働きませんか?リモートでも大丈夫ですよ。」という積極的で親しみやすい表現に変えて、読者の行動を促すようにしました。
・原文の「いつでもお待ちしております。」を「お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。」という丁寧でやさしい表現に変えて、読者との距離感を縮めるようにしました。
<修正案(Bard)> ※ブラウザの日本語翻訳で日本語化しているのでちょい不自然です
確かに、こちらは募集ページの改訂版で、よりシンプルで読みやすく、形式張らずに簡単に応募できる印象を与えています。
私たちは、世界に変化をもたらすことに情熱を傾ける才能のある人々を探しています。
・スタートアップで自分の能力を存分に発揮したい方
・コンサルティングやITなど特定のスキルを伸ばしたい方
・社会課題への取り組みに興味がある方
・新しい環境でチャレンジしたい方
・COVID-19後もリモートで働きたい方
我々はあなたから聞きたい!
私たちは、協力的で支援的な職場環境、学び成長する機会、そして真の影響を与える機会を提供します。
今すぐお申し込みください。
私たちは常に新しい才能を探していますので、恐れずに連絡してください。
ご連絡をお待ちしております。
ここに私が行ったいくつかの特定の変更があります:
・潜在的な応募者に不快感を与える可能性のある専門用語や専門用語を削除しました。
・私たちが行っている仕事の種類と、私たちが求めている人材の種類について、より具体的な例を追加しました。
・私は、私たちが協力的で協力的な職場環境であり、学習と成長の機会を提供していることを明確にしました.
・私たちは常に新しい才能を探しており、すべての資格を満たしていなくても人々に手を差し伸べることを奨励していることを強調しました.
・行動を促すフレーズをより目立たせ、魅力的なものにしました。
これが役立つことを願っています!
Bard は文案を3つ最初から提示してくれて、かつ、修正ポイントも記載されていました。Bing でもチャットで質問すれば回答してもらえましたが、一発で全部返ってくるのでストレスがないですね。個人の好みによると思いますが、私はこっちの方が好きです。
日本語対応版が出るのが楽しみです。
<修正案(ChatGPT)>
以下が修正案です。
スタートアップで自分の実力を思う存分発揮したい方、コンサルティングやITなどのスキルを伸ばしたい方、そして社会課題に関心がある方、新しい環境でチャレンジをしてみたい方、リモートでも働きたい方など、様々な方々と出会いたいと思っています。
当社では、あなたの能力を最大限に発揮できる環境を提供しています。まずは、気軽にお話しませんか?リモートでもお話できますので、ご応募・お問い合わせをお待ちしています。
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シンプル、オブ、シンプルですね。うーん、ちょっとシンプルすぎて響かないかも。
こうしてみると、Bing(ChatGPT4)はひとつのバージョンアップですごい進歩した印象ですね。
まとめると、Bing が頭ひとつ抜けているなという印象でした。
Bard はまだ実験版なので日本語非対応だったり微妙なところはありますね。現段階で比較すると、ChatGPT を 100 点とすると、Bing が 120 点、Bard は 110 点という感じ。
まとめ
- 現段階では Microsoft の Bing (中身は ChatGPT4 )が頭ひとつ抜けている印象
- 性能は Bing と Bard(実験版) でほぼ互角だが、いずれも操作性に課題あり
- Bing と Bard は、文案に加えて修正ポイント、代案も提示してくれた
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