投稿者: CEO 清水剛

[略歴]
1995年大阪大学卒、KDDI　入社
2000年フューチャー　入社
2011年アセンディア代表取締役社長
2015年内閣官房IT総合戦略室参事官
2018年アライン株式会社　創業

[委員会等]
IoTリサーチ&デザイン　アドバイザー
内閣官房　業務の抜本見直し推進チーム
総務省　独立行政法人評価制度　専門委員

KDDI（当時の国際電信電話）入社後、国内外の法人向け通信サービスの導入と総合商社向け個別システムの開発・導入を行っていましたが、顧客にとって最適な提案や解決策があるのではないかと思うようになり、当時ユニークな存在だったフューチャーに移りました。まだITコンサルという言葉が無かった時代です。

多数のシステム構築プロジェクトを経験する中で、そもそも何を見直すべきか、顧客にとっての最適解は何かを常に考えて、全フェーズに関わり有言実行で取り組みました。
まだベンチャーだったし寝食を忘れありとあらゆる経験をさせて貰いました。今の時代じゃ有り得ないハチャメチャなことも・・・口が裂けても言えませんが。

その後は、グループ会社の業績が思わしくなかったため、まずは黒字化、そして勝負ができる組織にするために大胆な見直し、統廃合を進めました。
”あいつやり過ぎやろ”と思われていたかも知れませんが、キャッシュが尽きる恐怖と時間との戦いでした。そんな話、誰にも言えませんしね。

政府CIOに呼ばれ、内閣官房でもIT化のお手伝いをしました。デジタル庁の前身組織です。政策の実現、有識者会議運営、利便性向上のためのデジタル化、地方のデジタル化の支援。ある時ふと自分のやっていることが法令のどこに書いてるのだろうと思って調べたら”〇〇〇等を行う”の”等”しか読める箇所が無くて衝撃でした。”等”の一文字だけでこんなに一所懸命やってたんだ俺、と。

そして次の仕事を考えてみたときに、もう一度ベンチャーで新しいことをやりたいなと思い、それなら会社を作ってゼロベースで始めようと思いアラインを創業しました。
社会のデジタル化、データ活用などにお客様と一体になって取り組み、より良い未来にしていきたい。また、遠くない将来、経験を活かしてデータドリブンの政策提言を行うことが個人の目標でもあります。
余談ですが、社名のアラインは某クライアント経営者の口癖で、耳に残っていたため使わせて頂きました。さて誰でしょう・・・